愛のカタチ
私はこれまでの人生でずっと
「私は愛されない人間なんだ」
と思ってきたの。
でも私の人生には
それよりもっと悪いことがあったと、
はじめて気がついたの。
私自身、心から人を
愛そうとしなかったのよ。
マリリン・モンロー
こんにちは。
数秘術家の石川真里です。
今日はマリリン・モンローの言葉をご紹介しました。この言葉を読んだ時、私はかつてお付き合いしていた方とのある思い出をふと思い出しました。
それは私が恋に恋してしまうような、まだ若い頃のこと、年はさほど離れていないのに当時の私にはとても大人だなぁと感じながらお付き合いをしていた方との思い出です。
当時の私は彼の前ではまるで子供のようでした。自分のことしか見えてなく、ワガママで彼はそんな子供な私をなだめるように付き合ってくれていたのだろうなぁと今考えると思えます。
私は自分の幼さにもまるで気付かず、彼との恋に夢中でした。ある時、2人でデート中にラーメン屋さんに行った事がありました。お店に入りお互いラーメンを注文した後、何気なく彼がそのお店の出汁が魚介系である事に気付きます…
実は私、食べるとアレルギーショックで死んでしまう可能性がある魚があるんです。その彼にも、かなり前に会話の流れでそのことを話していたとは思いますが、言っていた事も自分で忘れいるほどでした。うっかりしている私はすっかり自分のアレルギーの事を忘れていたのです。
『アレルギー大丈夫？出汁が魚介みたいだよ』
と、彼は私に言った後、お店の方にも何の魚で出汁をとっているのか尋ねてくれていました。
店員さんからは、たくさんの魚で出汁を取るため、分からないと言われ、彼は申し訳なさそうに事情を話し丁寧に謝ってくれて、結局私たちはラーメンを食べずにお店を出ることになったのです。
自分でもうっかり忘れていたアレルギーの事を彼はちゃんと記憶していてくれたこと、私に何かあったら大変だからとリスクを考え最善の選択をしてくれた事、お店の方に迷惑をかけてしまったことを私に代わり丁寧に謝ってくれたこと、それは彼の私への優しさや気遣い、愛だったのだと今は思えます。
でも実はこのやり取りで彼の気遣い、優しさを感じることができたのは、彼と別れてずいぶん経ってからの事でした。
それどころか私は付き合っていた当時、彼に対してこんな不満すらぶつけるような人でした…
- 好きとか愛してるを何で言葉で言ってくれないの？
- 仕事より私とのことを優先して欲しい！
- （拗ねた態度で）どうせ私なんて愛されてない！
- （時間、空間共に）もっとずっと一緒にいたい！
自分本位なそんな想いが私に溢れ過ぎ、結局彼とのお付き合いは、こんなかなり重めな私に彼がこれ以上の関係を続けるのはお互いにとって良くないと結論を出し、お別れになりました。
もう何年も経ち、今だからこそ彼の気持ちがよく分かります。愛は必ずしも言葉で伝えるものではないことも、男性がなぜ仕事を大切に思うのかということも…。
また、彼の行動や言動もみな、数秘の数字の特性で診ても、そう思ったり、行動することはごく自然なことだと思います。自分自身の事も理解できるようになり初めて、私は彼の気持ちも理解ができるようになりました。
人はみな、目には見えないメガネをかかけています。そのメガネを通して自分のことも、外の世界のことも認識しています。
しかもそのメガネはみんな違います。また、目には見えないので、相手がどんなデザインのメガネをしているのかは分かりません。もちろん他の方のメガネを通した世界は認識することもできないのです。
このメガネの違いにより人との思いのすれ違いが起こります。
相手のメガネをかけることは残念ながらできません。でも、相手がどんなメガネをかけているのか、それを知ろうと意識し理解しようとすることはできます。
理解する方法は色々ありますが、私が大切だと思うことは相手を尊重し思いやる気持ちです。
例えば、相手から何かプレゼントをもらったら、相手がどんな思いでそれを選んでいるのか思いを馳せてみたり…
相手が自分にかけてくれた言葉があれば、その言葉の奥には相手のどんな気持ちがあるのだろうか？と相手の気持ちを考えてみたり…
これには想像力もとても大切だと思います。
愛といってもそのカタチは人それぞれです。
でもその一つとして、相手を理解し、思いやることの小さな積み重ねが愛なのではないかと私は思います。愛は一人で築いていくものではなく、相手があってのものです。自分の思う愛がすべてではないことも意識する必要があります。
私たちはみな、自分の人生を生きています。
その人生の中で、互いに励まし、助け合い、共に成長できる関係を築けると末永く続く関係となるのではないかと私は思います。
ドキドキする恋は残念ながら永遠には続きません。その気持ちは徐々に薄らいでしまうものであり、それは科学的にも証明されています。
でも愛とは減ることもなく、自らの意思や行動次第で無限に湧きでてくるもの、永続的なものではないかと思います。
大切な人がいるのに、うまくいかない
相手の気持ちが分からない
もっと相手を理解したい
そんな想いがあり自分ではどうしていいのか分からない方がいたら、数字を通して相手を感じてみるのも良いかもしれません。
カップルセッションコースでは、こんな風にお互いの魂のデザインを比べながら、お互いを理解していきます。こちらは以前セッションを受けてくださったご夫婦のものです。（許可を得て掲載させていただいています。）
全ての項目において二人が同じ数字を同じ場所に持っていることは、殆どありません。
それぞれどこかで必ず数字の違いがあります。全部違うこともあります。
違いがあるということは、メガネを通しての見え方が違うので理解し合えない場合は気持ちのすれ違いが起きやすくなります。
その違いをどんな風に互いに理解していけばいいのか、それにもまた二人の数字の差を理解するために大切なナンバーを使いセッションでは具体的にお伝えしています。
諦めるのはまだ早いかもしれません。
ご夫婦、カップル、大切な方と…
お互いをもっと詳しく知りたい方は
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
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